真面目に「走り」を考える(後半)

今夏は特に、少し走っただけで恐ろしいくらい汗だくで、体内のミネラルバランスが崩れてしまったからかあまり良い走りができませんでした。無理して走って右脹脛の肉離れや左足首の関節痛を交互に発症してしまい、このまま治らないのではないかと不安に包まれ、やさぐれた感が否めず反省しています。

それでも9月後半の三連休の最終日にやっと秋を感じられるようになったので、痛みが復活しないことを期待しながらペースを抑え10km程を走ってみました。

結論から言うと、最初足首の痛みはあったものの1km程度で消え、肉離れの気配はなく、11kmを6'22"/kmで終了しひと安心です。

やはり気温が下がると走りやすさが全く違うことを実感しました。

但し、それでもフルマラソンの1/4ですし、キロ1分は縮めたいと考えると前途は多難。12月1日のNAHAマラソン本番まであと2か月ちょっとしかなく、また故障したら終わりです。

この先は、慎重かつ堅実に練習を積み重ねてゆかなければなりません。

走りには①心肺能力②脚力がメインで大切ですが、それ以外にエネルギー蓄積・消費効率や正しい腕ふり・姿勢を維持する体幹力など必要です。心配機能は何とか夏の暑さで維持できたと思いますが、心配なのは脚ですね。パっと見にも「走る脚」に育っていません。そして体重も想定より5kg重いため、無駄なエネルギーを使うと同時に姿勢も悪くなっています。

と言うことで、まず10月末までに20km、11月末までに30kmを自信を持って走れる身体を作り本番を迎えることに決めました。

まずは現状を見ながら目標は設定したので、そのために具体的なPDCAを回していきます。

(次回はプラン編です)