ランニング再開(行動基準編)

ランニングを続けると筋肉が増量することで代謝が上がり減量につながるのですが、同時にランニング自体のエネルギーを脂肪から持ってくれば二重で減量に効くと言われています。脂肪燃焼ランというやつです。

先に10月は3kg+α減量し20kmを故障なく走れるようになるという目標を掲げたので、できれば脂肪をしっかり燃やしたい。

実はこれ結構難しいんです。

なぜなら、「少しでも速く」という思いが邪念となって脂肪燃焼につながらない無酸素運動になってしまうから。

理想的に心拍数は110~136/分。高くても146/分以下に抑えることで有酸素運動がキープできると言われています。

なので焦る気持ちを抑え、心拍数を監視しながら一定以上になったらスピードを落とさなければなりません。

最終ゴールはサブ5を達成するスピードを手に入れなければならないのに「今は速く走っていはだめ!」は一見矛盾しているようにも見えます。

そんな自分をコントロールするために「今日のテーマは心拍数140以下で走ること」と行動に具体値で枠を与えてみました。

これが「今はもっと速く走れるけれど、減量するために今は心拍数を140以下押さえるまでスピードを落とす」という行動基準です。

サブ5達成に必要なスピードは11月の30kmランで追い込むので、10月はとにかく減量です。

どんなに他の市民ランナーに軽々追い越されても己を保てるか。精神修養にもなりますね。

「右に行くか?左に行くか? 自分は今どちらに行くのか?」を明確にすることで練習の質が上がります。

 ここまで、最終目標とその手前のサブ目標を設定し、サブ目標に対する行動基準を定めました。

次回は、10月の計画について考えてみます。